サクサクのパイ生地にとろりと濃厚なカスタードクリームを詰めた、シンプルだけど贅沢なカスタードパイ。カスタードのとろみ付けに米粉を使うことで、コーンスターチより滑らかで口溶けの良いクリームに仕上がります。おやつにもおもてなしにも喜ばれる定番スイーツです。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 冷凍パイシート | 1枚 |
| 米粉カスタード | |
| 卵黄 | 2個 |
| 砂糖 | 40g |
| 米粉(製菓用) | 大さじ2 |
| 牛乳 | 200ml |
| バニラエッセンス | 少々 |
| バター | 10g |
| 溶き卵(つや出し用) | 適量 |
作り方
- 【カスタード】ボウルに卵黄・砂糖・米粉を混ぜる。鍋で温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜる。
- 鍋に戻し弱火でとろみがつくまで混ぜる。バターとバニラを加え、ラップを密着させて冷ます。
- 冷凍パイシートを室温で5分戻し、6等分にカットする。
- 各パイシートを麺棒で少し伸ばし、マフィン型やカップに敷く。底にフォークで穴を開ける。
- カスタードをたっぷり入れ、表面に溶き卵を塗る。
- 200℃のオーブンで18〜20分焼く。パイがきつね色になったら完成。
料理研究家のポイント
米粉カスタードの利点は「ダマになりにくい」こと。コーンスターチは一気にとろみがつくのでタイミングが難しいですが、米粉は穏やかにとろみが出るため、初心者でも失敗しにくい。仕上がりの口当たりも米粉の方がなめらかです。パイ底にフォークで穴を開ける(ピケ)を忘れずに。これがないと底が膨らんでカスタードがこぼれます。カスタードは完全に冷ましてから入れること。温かいまま入れるとパイ生地がべたつきます。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 冷蔵 | 翌日まで(パイのサクサク感は当日がベスト) |
| 冷凍 | 1週間。トースターで温め直し |
科学メモ — 米粉カスタードとコーンスターチカスタードの違い
カスタードのとろみ付けにはコーンスターチが一般的ですが、米粉を使うとより「なめらか」になります。コーンスターチ(トウモロコシデンプン)は粒子が大きく、糊化すると「しっかり固い」とろみに。対して米粉のデンプンは粒子が細かく、「とろりと流れる」柔らかいとろみに仕上がります。パイに入れて焼く場合は少し固めが理想なので、米粉の量を大さじ2.5に増やすとちょうど良い固さになります。
アレンジアイデア
- カスタードの上にフルーツをのせてフルーツカスタードパイに
- チョコレートカスタード(ココア大さじ1追加)でチョコパイに
- シナモンパウダーをふりかけてアップルカスタードパイに
- パイシートを星型に抜いてデコレーション
よくある質問
パイシートを手作りしたいのですが
米粉でパイ生地を作る場合は、米粉100g+バター60g+冷水大さじ2〜3で。バターを冷たいまま米粉に切り混ぜ、冷水でまとめます。冷蔵庫で1時間冷やした後に伸ばして使ってください。
カスタードが水っぽくなります
加熱が足りない可能性があります。弱火でとろみがつくまでしっかり混ぜてください。目安は「木べらで線を引いて跡が残る」固さ。米粉は冷めるとさらに固まるので、少し柔らかめで火を止めて大丈夫です。