ほっくりしたさつまいもの甘さと、栗の甘露煮の上品な風味が調和する米粉の栗きんとん。米粉を加えることで、通常の栗きんとんよりもなめらかでしっとりした食感になります。おせち料理にはもちろん、秋冬のお茶請けとしても喜ばれる和菓子です。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| さつまいも | 300g |
| 米粉 | 20g |
| 砂糖 | 40g |
| 栗の甘露煮 | 8粒 |
| 甘露煮シロップ | 大さじ2 |
| 塩 | ひとつまみ |
| 水 | 50ml |
作り方
- さつまいもは皮をむいて2cm角に切り、水に10分さらしてアクを抜きます。
- 鍋でさつまいもを柔らかくなるまで茹でます(約15分)。
- 湯を切り、熱いうちにマッシャーでなめらかに潰します。
- 米粉・砂糖・塩・甘露煮シロップ・水を加えてよく混ぜます。
- 弱火にかけ、もったりするまで練ります(約5分)。
- 8等分にし、中央に栗の甘露煮を1粒ずつ包みます。
- ラップで茶巾絞りにして形を整えます。
- 粗熱が取れたら完成です。
研究メモ:さつまいもの甘さの科学
さつまいもに含まれるβ-アミラーゼは、65〜75℃の温度帯でデンプンを麦芽糖に分解します。じっくり加熱することで甘さが増すのはこの酵素の働き。米粉のデンプンも同様にβ-アミラーゼの基質になるため、米粉を加えることで全体の甘さが底上げされます。砂糖を控えめにしても十分な甘さが出るのはこのためです。
保存方法
| 方法 | 期間 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵 | 3日 | ラップで包んで乾燥防止 |
| 冷凍 | 2週間 | 1個ずつラップ、自然解凍で |
アレンジアイデア
- 紫芋きんとん:さつまいもを紫芋に替えて鮮やかな色に
- ラム酒風味:仕上げにラム酒小さじ1を加えて大人味に
- 黒ごまきんとん:すりごま大さじ1を混ぜ込んで香ばしく
よくある質問
なめらかに仕上がらないのですが?
さつまいもは熱いうちに潰すのがポイントです。冷めると固くなりダマが残りやすくなります。フードプロセッサーや裏ごし器を使うとより滑らかに仕上がります。また、水分量が足りない場合は水を少しずつ追加してください。
おせち以外の活用法は?
秋冬のお茶請け、七五三のお祝い菓子、和風スイーツの盛り合わせなどに活躍します。小さく作ってお弁当のデザートにもぴったり。茶巾の絞り方を変えるだけで見た目の印象が変わるので、季節の葉を添えると一層華やかになります。