【パリッとシュー生地】米粉シュークリームの作り方|カスタードも米粉で

「米粉でシュークリームって膨らむの?」と最初は半信半疑でした。でも作ってみたら、小麦粉のシュー皮よりも軽くてサクッとした食感に!中にはとろりカスタード。これ、我が家のおやつの中で一番リクエストが多いかもしれません。

8〜10個分

材料

材料 分量
【シュー皮】
米粉(製菓用) 60g
100ml
バター 45g
2〜3個
ひとつまみ
【カスタードクリーム】
牛乳 250ml
卵黄 3個分
砂糖 60g
米粉 20g
バニラエッセンス 少々

作り方

  1. 鍋に水・バター・塩を入れて沸騰させる。火を止めて米粉を一気に加え、木べらで素早く混ぜる。
  2. 弱火にかけ、生地がまとまって鍋底に薄い膜ができるまで1〜2分練る。
  3. ボウルに移して粗熱を取り、溶き卵を少量ずつ(大さじ1ずつ)加えながらしっかり練り混ぜる。ヘラで持ち上げたとき逆三角形にゆっくり落ちる硬さが目安。
  4. 天板にクッキングシートを敷き、丸口金で直径4cmに絞り出す。間隔を十分にあける。
  5. 霧吹きで生地全体に水をかける。200℃で15分焼いた後、170℃に下げてさらに15分。途中で絶対にオーブンを開けない。
  6. 【カスタード】卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜ、米粉を加えて混ぜる。
  7. 温めた牛乳を少しずつ加えてのばし、鍋に戻して中火でとろみがつくまでヘラで絶えず混ぜる。
  8. バニラエッセンスを加え、バットに移してラップを表面に密着させて冷蔵庫で冷やす。
  9. シュー皮の底に箸で穴を開け、カスタードクリームを絞り入れて完成。

料理研究家のポイント

米粉シュークリーム最大の関門は「膨らませること」です。小麦粉のシュー皮はグルテンが生地を支えますが、米粉にはグルテンがありません。代わりに、卵のたんぱく質が加熱で固まる力と、水蒸気の膨張力で膨らみます。霧吹きで水を吹きかけるのは、表面の固まりを遅らせて内部の蒸気で膨張する時間を稼ぐためです。

保存方法と日持ち

保存方法 日持ち目安
冷蔵 翌日まで(カスタード入りは当日中がベスト)
冷凍(皮のみ) 2週間。解凍後トースターで2分温めると復活

科学メモ — なぜこの作り方なのか

シュー生地が膨らむメカニズムは「水蒸気膨張」です。高温のオーブンに入れると、生地中の水分が水蒸気になり体積が約1,700倍に膨張します。この力で生地が風船のように膨らみ、同時に卵のたんぱく質が固まって構造を維持します。途中でオーブンを開けると温度が急降下し、蒸気圧が下がって生地がしぼんでしまいます。最初の200℃で一気に膨らませ、170℃で構造を焼き固めるのが二段階温度の理由です。

アレンジアイデア

  • カスタードに生クリームを混ぜて「ディプロマットクリーム」に
  • チョコレートソースをかけてプロフィットロール風に
  • 抹茶カスタード(カスタードに抹茶パウダー5g追加)
  • 小さめに絞って一口シューに

🍪 あわせて読みたい

→ エクレアのレシピはこちら

よくある質問

膨らまないのはなぜ?

原因は主に3つ:①卵の量が少なすぎる(柔らかすぎても硬すぎてもダメ)②オーブンの温度が低い③途中でオーブンを開けた。特に卵の量は仕上がりを左右するので、少しずつ加えて硬さを確認しながら調整してください。

中が空洞にならず詰まっています

手順2の「鍋底に膜ができるまで練る」工程が不十分な可能性があります。ここで水分を適度に飛ばすことで、オーブンでの蒸気膨張が効率的に起こります。