チョコレートテリーヌの抹茶バージョンは、我が家のお正月の定番スイーツです。ホワイトチョコレートと抹茶の組み合わせは本当に贅沢な味わい。「この抹茶テリーヌ、お店のより美味しい」と夫が言うので、毎年リピートしています。混ぜて焼くだけなのに、見た目も味も特別感がありますよ。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ホワイトチョコレート | 150g |
| バター | 80g |
| 卵 | 3個 |
| 砂糖 | 40g |
| 米粉(製菓用) | 15g |
| 抹茶パウダー | 10g |
| 生クリーム | 50ml |
作り方
- ホワイトチョコレートを細かく刻み、バターと一緒に湯煎(50℃)で溶かす。
- 別のボウルに卵と砂糖を入れ、もったりするまで泡立て器で混ぜる。
- ①を②に加え、なめらかになるまでゴムベラで混ぜる。
- 米粉と抹茶をふるい入れてさっくり混ぜ、生クリームを加えて混ぜる。
- クッキングシートを敷いたパウンド型に生地を流し入れる。
- 天板にパウンド型を置き、型の半分くらいまで熱湯を注ぐ。160℃のオーブンで30〜35分湯煎焼き。
- 粗熱を取り、ラップをかけて冷蔵庫で4時間以上冷やす。
- よく冷えたら型から出し、温めたナイフでカットして完成。
料理研究家のポイント
テリーヌの「とろける食感」の正体は、ホワイトチョコレートの油脂(カカオバター)が冷蔵で固まった状態です。口に入れると体温(37℃)でカカオバターが融けはじめ、抹茶の風味とともに口の中に広がります。湯煎焼きは生地を穏やかに加熱する方法で、急激な温度変化を防ぎ、なめらかな質感を保ちます。米粉は15gとごく少量ですが、生地のつなぎとしてなめらかさを支える役割を果たしています。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 冷蔵 | 5日間(2日目以降がさらに濃厚に) |
| 冷凍 | 2週間。冷蔵庫でゆっくり解凍 |
科学メモ — なぜこの作り方なのか
湯煎焼き(ベイン・マリー)は、水の沸点(100℃)が温度の上限になるため、生地が100℃以上にならないという利点があります。直接焼くと表面が高温になって気泡が入り、ひび割れたり「す」が入ったりしますが、湯煎焼きではこれを防げます。ホワイトチョコレートのカカオバターは28℃で溶け始め、34℃で完全に融解する結晶構造を持っています。この融点が体温(37℃)より低いことが、口どけの良さの科学的な理由です。
アレンジアイデア
- 抹茶を紅茶パウダー(アールグレイ)に替えて紅茶テリーヌに
- ほうじ茶パウダーに替えて和カフェ風に
- 上に金箔を散らすと特別な日のデザートに
- 抹茶アイスを添えて「抹茶づくしプレート」に
🍪 あわせて読みたい
よくある質問
中が生焼けのように見えるけど大丈夫?
テリーヌは冷やすと固まる設計なので、焼き上がりはプルプルで大丈夫。竹串を刺してドロドロの生地がつかなければOKです。冷蔵庫でしっかり冷やすと、なめらかに固まります。
ホワイトチョコの代わりに製菓用チョコは?
ダークチョコやミルクチョコに替えると、抹茶の風味が負けてしまいます。抹茶の繊細な味を活かすにはホワイトチョコがベストです。カカオ分30%以上の製菓用ホワイトチョコを選ぶと仕上がりが安定します。