ブッシュ・ド・ノエルはフランスのクリスマスケーキで、「クリスマスの薪(まき)」を意味します。ロールケーキにチョコレートクリームを塗り、フォークで樹皮模様をつける伝統的なデコレーションが特徴。米粉のロール生地はしっとりしなやかで巻きやすいのが利点です。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 【ロール生地】卵 | 4個 |
| 【ロール生地】砂糖 | 60g |
| 【ロール生地】米粉(製菓用) | 50g |
| 【ロール生地】ココアパウダー | 15g |
| 【ロール生地】サラダ油 | 大さじ1 |
| 【チョコクリーム】生クリーム | 300ml |
| 【チョコクリーム】チョコレート | 100g |
| 【チョコクリーム】砂糖 | 15g |
| 粉砂糖(仕上げ用) | 適量 |
作り方
- 卵と砂糖をもったりするまで泡立てる。米粉とココアをふるい入れてさっくり混ぜ、油を加える。
- 天板にシートを敷き生地を流して180℃で12分焼く。
- チョコクリーム:チョコを湯煎で溶かす。生クリームに砂糖を加えて7分立てにし、チョコと合わせる。
- 冷めた生地にクリームの半量を塗り、巻く。端を斜めにカットして枝に見立てて本体につける。
- 残りのクリームを全体に塗り、フォークで縦線を入れて樹皮模様をつける。
- 粉砂糖を茶こしでふって雪に見立てる。
料理研究家のポイント
ロール生地が割れるのは、主に卵の泡立て不足か焼き過ぎが原因です。卵の泡立て(フォーム形成)により、生地に無数の微細気泡が閉じ込められます。この気泡が焼成後もクッションの役割を果たし、巻いた時の曲げ応力を分散させて割れを防ぎます。米粉はグルテンがないため弾力が少なく、巻きやすいという利点がありますが、泡を潰さないようさっくり混ぜることが重要です。
保存方法
冷蔵で2日。食べる30分前に室温に戻す。
科学メモ — なぜこの作り方なのか
米粉ケーキがしっとりする理由は、米粉のデンプン粒子にあります。小麦粉の粒子が約30μmなのに対し、製菓用米粉は約50〜80μmと大きく、粒子間に水分を保持しやすい構造です。また、グルテンが形成されないため、混ぜすぎても生地が硬くなりません。ただし、メレンゲを使うレシピでは気泡の支えがグルテンに頼れないため、メレンゲの硬さが仕上がりを左右します。しっかりとしたメレンゲ(ツノが立ってお辞儀する状態)を目指しましょう。
アレンジアイデア
- 抹茶を大さじ1加えて和風ケーキに
- ココアパウダー10gで置き換えてチョコ味に
- 季節のフルーツ(いちご・ブルーベリーなど)を生地に混ぜ込んで
- ホイップクリームとフルーツでデコレーションしてパーティー仕様に
よくある質問
米粉ケーキが膨らまないのはなぜ?
メレンゲの泡立て不足が最も多い原因です。卵白は冷やした状態で泡立て、ツノが立ってお辞儀する硬さを目指しましょう。また、メレンゲと生地を混ぜる際に泡を潰さないよう、切るように混ぜることが大切です。
小麦粉のレシピを米粉に置き換えるには?
基本的に同量で置き換え可能ですが、米粉は吸水率が異なるため、液体を10〜20%増やすのがコツです。また、グルテンがないため生地がまとまりにくい場合は、片栗粉を少量加えるとつなぎの役割を果たします。