かぼちゃのβ-カロテンとビタミンEは脂溶性のため、生クリームやバターと合わせることで吸収率がアップします。栄養的にも理にかなった組み合わせなのです。米粉のとろみでゼラチン不要、かぼちゃの自然な甘みを活かしたなめらかプリンです。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| かぼちゃ | 200g(正味) |
| 牛乳 | 200ml |
| 生クリーム | 100ml |
| 米粉 | 15g |
| 砂糖 | 40g |
| 卵 | 2個 |
| シナモン | 少々(お好みで) |
作り方
- かぼちゃを一口大に切り、やわらかく蒸すか電子レンジで加熱。皮を除いてつぶす。
- 鍋に牛乳と米粉を入れてよく混ぜ、中火で加熱してとろみをつける。
- かぼちゃ、砂糖、生クリーム、シナモンを加えて混ぜる。粗熱を取る。
- 溶き卵を加えて混ぜ、茶こしで濾してカップに注ぐ。
- 天板にお湯を張り、150℃で35〜40分蒸し焼きにする。
- 粗熱を取り、冷蔵庫で2時間以上冷やす。
料理研究家のポイント
かぼちゃのオレンジ色はβ-カロテン(プロビタミンA)によるものです。β-カロテンは脂溶性のため、生クリームの脂肪と一緒に摂ることで体内での吸収率が3〜5倍に向上します。加熱してもβ-カロテンは壊れにくいため、プリンにしても栄養価は十分に保たれます。
保存方法
冷蔵で3日。
科学メモ — なぜこの作り方なのか
米粉ケーキがしっとりする理由は、米粉のデンプン粒子にあります。小麦粉の粒子が約30μmなのに対し、製菓用米粉は約50〜80μmと大きく、粒子間に水分を保持しやすい構造です。また、グルテンが形成されないため、混ぜすぎても生地が硬くなりません。ただし、メレンゲを使うレシピでは気泡の支えがグルテンに頼れないため、メレンゲの硬さが仕上がりを左右します。しっかりとしたメレンゲ(ツノが立ってお辞儀する状態)を目指しましょう。
アレンジアイデア
- 抹茶を大さじ1加えて和風ケーキに
- ココアパウダー10gで置き換えてチョコ味に
- 季節のフルーツ(いちご・ブルーベリーなど)を生地に混ぜ込んで
- ホイップクリームとフルーツでデコレーションしてパーティー仕様に
よくある質問
米粉ケーキが膨らまないのはなぜ?
メレンゲの泡立て不足が最も多い原因です。卵白は冷やした状態で泡立て、ツノが立ってお辞儀する硬さを目指しましょう。また、メレンゲと生地を混ぜる際に泡を潰さないよう、切るように混ぜることが大切です。
小麦粉のレシピを米粉に置き換えるには?
基本的に同量で置き換え可能ですが、米粉は吸水率が異なるため、液体を10〜20%増やすのがコツです。また、グルテンがないため生地がまとまりにくい場合は、片栗粉を少量加えるとつなぎの役割を果たします。