ティラミスはイタリアを代表するデザート。名前の由来は「tira mi su(私を引き上げて=元気にして)」。従来のサヴォイアルディ(フィンガービスケット)を米粉スポンジに置き換えて、グルテンフリーながら本格的な味わいに仕上げます。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉スポンジ(別レシピ参照) | 15cm 1枚 |
| マスカルポーネチーズ | 250g |
| 卵黄 | 2個 |
| 砂糖 | 50g |
| 生クリーム | 150ml |
| エスプレッソ(または濃いめのコーヒー) | 100ml |
| ラム酒(お好みで) | 小さじ2 |
| ココアパウダー | 適量 |
作り方
- 卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜ、マスカルポーネを加えてなめらかに混ぜる。
- 生クリームを7分立てにし、マスカルポーネクリームに加えてさっくり混ぜる。
- エスプレッソにラム酒を混ぜ、スポンジをスライスしてたっぷり染み込ませる。
- 容器にスポンジ→クリーム→スポンジ→クリームの順に重ねる。
- 冷蔵庫で4時間以上冷やし、食べる直前にココアパウダーをたっぷりふる。
料理研究家のポイント
マスカルポーネは脂肪分80%超の超高脂肪クリームチーズです。この高い脂肪含量が口の中で体温により溶けることで、独特の「とろける」食感を生みます。ティラミスは卵に完全に火を通さないレシピのため、新鮮な卵を使うことが重要です。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 常温 | 常温で当日中 |
| 冷蔵 | 冷蔵庫でラップをして2〜3日 |
| 冷凍 | 冷凍保存で2週間。1切れずつラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍。食べるときは常温で30分自然解凍 |
米粉のケーキは小麦粉に比べてデンプンの老化(硬くなる現象)が起きやすいため、焼いた当日に食べない場合は早めに冷凍するのがおすすめです。電子レンジで軽く温めると、焼きたてに近いしっとり感が復活します。
科学メモ — なぜこの作り方なのか
米粉ケーキがしっとりする理由は、米粉のデンプン粒子にあります。小麦粉の粒子が約30μmなのに対し、製菓用米粉は約50〜80μmと大きく、粒子間に水分を保持しやすい構造です。また、グルテンが形成されないため、混ぜすぎても生地が硬くなりません。ただし、メレンゲを使うレシピでは気泡の支えがグルテンに頼れないため、メレンゲの硬さが仕上がりを左右します。しっかりとしたメレンゲ(ツノが立ってお辞儀する状態)を目指しましょう。
アレンジアイデア
- 抹茶を大さじ1加えて和風ケーキに
- ココアパウダー10gで置き換えてチョコ味に
- 季節のフルーツ(いちご・ブルーベリーなど)を生地に混ぜ込んで
- ホイップクリームとフルーツでデコレーションしてパーティー仕様に
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よくある質問
米粉ケーキが膨らまないのはなぜ?
メレンゲの泡立て不足が最も多い原因です。卵白は冷やした状態で泡立て、ツノが立ってお辞儀する硬さを目指しましょう。また、メレンゲと生地を混ぜる際に泡を潰さないよう、切るように混ぜることが大切です。
小麦粉のレシピを米粉に置き換えるには?
基本的に同量で置き換え可能ですが、米粉は吸水率が異なるため、液体を10〜20%増やすのがコツです。また、グルテンがないため生地がまとまりにくい場合は、片栗粉を少量加えるとつなぎの役割を果たします。