イタリア・ローマで愛されるマリトッツォ。丸いブリオッシュ生地にクリームをこれでもかと挟んだ、幸せの塊のようなスイーツパンです。米粉で作ると外はカリッ、中はもっちりした独特の食感に。生クリームのはみ出す断面がSNS映えすること間違いなしです。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉(製菓用) | 180g |
| 卵 | 1個 |
| 砂糖 | 30g |
| バター | 30g |
| 牛乳 | 80ml |
| ドライイースト | 3g |
| 塩 | 2g |
| フィリング | |
| 生クリーム | 300ml |
| 砂糖 | 25g |
| 粉糖 | 適量 |
作り方
- 牛乳を人肌(35℃程度)に温め、ドライイーストを振り入れて5分置く。
- ボウルに米粉・砂糖・塩を入れ、卵とイースト液を加えてよく混ぜる。
- 溶かしバターを加えてなめらかになるまで混ぜ、ラップをして35℃で40分発酵させる。
- 6等分にして丸め、天板に並べて15分二次発酵。
- 180℃に予熱したオーブンで12〜15分焼く。きつね色になったら取り出して冷ます。
- 生クリームに砂糖を加え、しっかり9分立てにする。
- パンに横から深く切れ目を入れ、生クリームをたっぷり挟む。粉糖を振って完成。
料理研究家のポイント
米粉パンはグルテンがないため膨らみにくいのが課題。このレシピでは卵の力とイーストの発酵で補っています。生地はゆるめなのが正解で、手につく場合は水で手を濡らして丸めてください。クリームは「はみ出すくらい」が正義。パレットナイフで側面をならすと美しい断面に仕上がります。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 冷蔵 | 当日中(クリームが翌日にはだれます) |
| パンのみ冷凍 | 2週間。解凍後にクリームを挟む |
科学メモ — 米粉パンとイーストの関係
イースト(酵母)は糖を分解してCO2を発生させ、パンを膨らませます。小麦パンではグルテンの網がCO2を閉じ込めますが、米粉にはグルテンがないため、デンプンの粘りだけでガスを保持します。そのため米粉パンは小麦パンほど大きくは膨らみませんが、そのぶんもっちり密度の高い食感に。これがマリトッツォには逆にぴったりで、クリームの重さに負けないしっかりした生地になります。
アレンジアイデア
- いちごクリーム:生クリームにいちごジャムを加えてピンク色に
- 抹茶クリーム:抹茶パウダー+生クリームで和風マリトッツォ
- ティラミス風:マスカルポーネ+コーヒーリキュールのクリーム
- チョコチップを生地に練り込んでチョコマリトッツォ
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よくある質問
発酵がうまくいきません
イーストは38℃以上で死滅します。牛乳の温度は35℃以下を厳守。オーブンの発酵機能を使うか、お湯を入れたボウルの上にラップした生地を置くと安定した発酵環境が作れます。
米粉パンがパサパサになります
焼きすぎが原因です。表面がきつね色になったらすぐに取り出し、ラップで包んで蒸気を閉じ込めてください。冷めてからカットするとしっとり感が保てます。