ベーグルは「茹でてから焼く」独特の製法で作るリング型のパン。米粉で作ると、もちもちむぎゅっとした食感がさらに際立ちます。サイリウムハスクがグルテンの代わりに生地をつなぎ、しっかりとしたベーグルの噛みごたえを実現。朝食やランチのサンドイッチにぴったりです。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉(製菓用) | 200g |
| サイリウムハスク | 8g |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| ドライイースト | 3g |
| ぬるま湯 | 160ml |
| 米油 | 小さじ1 |
| はちみつ(ケトリング用) | 大さじ1 |
作り方
- ぬるま湯にドライイーストと砂糖を入れ、5分置いて発泡させる。
- ボウルに米粉・サイリウムハスク・塩を入れ、①と米油を加えてよく混ぜる。
- 手でこねてひとまとめにし、4等分する。
- 各生地を棒状に伸ばし、リング状に成形して端をしっかりくっつける。
- ラップをかけ、温かい場所で30分発酵させる(1.3倍程度になればOK)。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、はちみつを加える。片面30秒ずつ茹でる。
- 200℃のオーブンで15〜18分焼く。表面がきつね色になったら完成。
料理研究家のポイント
米粉ベーグルの最大のポイントは「サイリウムハスク」。オオバコの種皮から作られるこの粉は、水を吸うと10倍以上に膨らんでゲル状になり、グルテンの代わりに生地の弾力と保形性を担います。入れすぎるとゴムのようになるので8gが適量。ケトリング(茹で工程)は表面にデンプンの膜を作り、ベーグル特有のツヤと噛みごたえを生む重要工程。はちみつを入れると表面に美しいツヤが出ます。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 常温 | 当日中 |
| 冷凍 | 3週間。霧吹き→トースターで温め直し |
科学メモ — ケトリング(茹で工程)の科学
ベーグルを茹でる「ケトリング」は単なる加熱ではありません。沸騰水中で生地表面のデンプンが急速に糊化し、薄い膜が形成されます。この膜がオーブンでの焼成時に水分の蒸発を防ぎ、内部がもちもちに保たれる仕組み。同時にはちみつのフルクトース(果糖)がメイラード反応を促進し、黄金色のツヤと香ばしい風味を生みます。茹ですぎると生地がふやけるので、必ず片面30秒ずつに留めてください。
アレンジアイデア
- 生地にブルーベリー(冷凍OK)を混ぜ込んでブルーベリーベーグルに
- 角切りチーズを練り込んでチーズベーグルに
- シナモンとレーズンでシナモンレーズンベーグルに
- 表面にごまをまぶしてセサミベーグルに
よくある質問
サイリウムハスクが手に入らないのですが
片栗粉大さじ2+ゼラチン3gで代用できますが、弾力は弱くなります。サイリウムハスクは製菓材料店やAmazonで入手可能。100g500円程度でたくさん作れます。
発酵しても膨らみが少ないです
米粉の生地は小麦パンほど膨らみません。1.3倍程度になれば十分です。過発酵(2倍以上)すると逆に潰れるので注意。室温が低い場合はオーブンの発酵機能(35℃)を使うのがおすすめです。