おはぎはもち米を使うのが伝統ですが、米粉と白玉粉を組み合わせることで、もち米を炊く手間なく手軽に作れます。しかも冷めても硬くなりにくい配合で、翌日でもおいしく食べられます。あんこ・きなこ・ごまの3種を一度に作りましょう。
材料)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉 | 100g |
| 白玉粉 | 50g |
| 砂糖 | 20g |
| 水 | 150〜170ml |
| つぶあん | 150g |
| きなこ+砂糖 | 各大さじ2 |
| すりごま(黒)+砂糖 | 各大さじ2 |
作り方
- 耐熱ボウルに米粉、白玉粉、砂糖を入れ、水を少しずつ加えながらダマがなくなるまで混ぜる。
- ラップをふんわりかけ、電子レンジ600Wで2分加熱。取り出して混ぜ、さらに1分30秒加熱。
- 熱いうちにゴムベラでよく練り、もちもちの生地にする。手に水をつけて9等分に丸める。
- あんこ用:あんこ50gを広げて生地を包む。きなこ用:生地を丸めてきなこをまぶす。ごま用:生地を丸めてすりごまをまぶす。
料理研究家のポイント
白玉粉(もち米の粉)を配合に加える理由は「老化防止」です。もち米のデンプンはほぼ100%アミロペクチンで、分子が枝分かれしているため結晶化(老化)しにくい特性があります。米粉のみだとアミロースが約20%含まれるため冷えると硬くなりますが、白玉粉を加えることで柔らかさが持続します。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 常温 | 常温で当日中(餅系は特に硬くなりやすい) |
| 冷蔵 | 冷蔵保存は避ける(餅が硬くなります) |
| 冷凍 | 1個ずつラップで包んで冷凍で2週間。食べるときは電子レンジ600Wで20〜30秒加熱 |
米粉の和菓子は冷蔵庫に入れるとデンプンが老化して硬くなります。すぐに食べない場合は冷凍保存が正解。解凍は電子レンジが最適で、自然解凍だとムラが出やすくなります。
科学メモ — なぜこの作り方なのか
和菓子のもちもち食感を支えているのは、米粉に含まれるアミロペクチンというデンプンです。もち米由来の米粉はアミロペクチンが100%で、粘りのある食感になります。一方、うるち米由来の上新粉はアミロース(20%)を含むため、歯切れの良い食感に。この2種類のデンプン比率が和菓子の食感を決定づけています。白玉粉・もち粉・上新粉の使い分けは、このデンプン組成の違いを活かした先人の知恵です。
アレンジアイデア
- こしあんを粒あんに変えて食感の違いを楽しむ
- 季節の色素(桜パウダー・抹茶・紫いも)で彩りを
- きなこ・黒ごまなど和の素材をトッピング
- 小さめサイズに作って一口和菓子に
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よくある質問
翌日になると硬くなるのはなぜ?
デンプンの老化(βデンプン化)が原因です。特に冷蔵庫に入れると急速に硬くなります。食べきれない分は冷凍保存がおすすめ。食べるときは電子レンジで20〜30秒加熱すると、デンプンが再糊化してもちもち食感が復活します。
上新粉と米粉の違いは?
上新粉はうるち米を水洗い・乾燥・粉砕したもので、粒度が比較的粗いです。製菓用米粉はより細かく粉砕されているため、なめらかな仕上がりになります。団子には上新粉、ケーキには製菓用米粉と使い分けるのが一般的です。