シュトーレンはドイツのクリスマス伝統菓子。本来はイースト発酵させるパンの一種ですが、米粉版はベーキングパウダーで膨らませるケーキタイプに仕上げます。ドライフルーツとナッツがぎっしり詰まった贅沢な焼き菓子です。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉(製菓用) | 200g |
| アーモンドパウダー | 50g |
| ベーキングパウダー | 小さじ1 |
| 無塩バター | 100g |
| 砂糖 | 50g |
| 卵 | 1個 |
| 牛乳 | 50ml |
| ミックスドライフルーツ | 100g |
| ミックスナッツ | 50g |
| シナモン・ナツメグ | 各少々 |
| ラム酒 | 大さじ2 |
| 粉砂糖(仕上げ用) | 適量 |
下準備
- ドライフルーツをラム酒に一晩漬けておく(最低2時間)
- バターは室温に戻す
作り方
- バターと砂糖をすり混ぜ、卵と牛乳を加えて混ぜる。
- 米粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、スパイスを合わせてふるい入れ混ぜる。
- ラム酒漬けドライフルーツとナッツを加えて混ぜる。
- 生地をクッキングシートの上でなまこ型(楕円形、中央を少しくぼませる)に成形する。
- 170℃で40〜45分焼く。
- 熱いうちに溶かしバターを全体に塗り、冷めたら粉砂糖をたっぷりまぶす。
料理研究家のポイント
シュトーレンは焼成後に溶かしバターを塗り、粉砂糖でコーティングします。このバター+砂糖の層が防湿・防腐の役割を果たし、常温で2〜3週間保存できます。焼きたてよりも数日寝かせた方がドライフルーツの風味が生地に馴染み、味わいが深まります。
保存方法
ラップ+アルミホイルで密閉し常温で2週間。時間とともに味が馴染む。
科学メモ — なぜこの作り方なのか
米粉ケーキがしっとりする理由は、米粉のデンプン粒子にあります。小麦粉の粒子が約30μmなのに対し、製菓用米粉は約50〜80μmと大きく、粒子間に水分を保持しやすい構造です。また、グルテンが形成されないため、混ぜすぎても生地が硬くなりません。ただし、メレンゲを使うレシピでは気泡の支えがグルテンに頼れないため、メレンゲの硬さが仕上がりを左右します。しっかりとしたメレンゲ(ツノが立ってお辞儀する状態)を目指しましょう。
アレンジアイデア
- 抹茶を大さじ1加えて和風ケーキに
- ココアパウダー10gで置き換えてチョコ味に
- 季節のフルーツ(いちご・ブルーベリーなど)を生地に混ぜ込んで
- ホイップクリームとフルーツでデコレーションしてパーティー仕様に
よくある質問
米粉ケーキが膨らまないのはなぜ?
メレンゲの泡立て不足が最も多い原因です。卵白は冷やした状態で泡立て、ツノが立ってお辞儀する硬さを目指しましょう。また、メレンゲと生地を混ぜる際に泡を潰さないよう、切るように混ぜることが大切です。
小麦粉のレシピを米粉に置き換えるには?
基本的に同量で置き換え可能ですが、米粉は吸水率が異なるため、液体を10〜20%増やすのがコツです。また、グルテンがないため生地がまとまりにくい場合は、片栗粉を少量加えるとつなぎの役割を果たします。