クラフティはフランス・リムーザン地方の家庭菓子。カスタード風の生地にさくらんぼをたっぷり入れて焼くだけの素朴なデザートです。米粉で作ると、小麦粉版よりもちもちした食感になり、まるで和洋折衷の新しいスイーツに。6月のさくらんぼの季節にぜひ作ってみてください。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 米粉(製菓用) | 40g |
| 卵 | 2個 |
| 砂糖 | 50g |
| 生クリーム | 150ml |
| 牛乳 | 100ml |
| バニラオイル | 少々 |
| さくらんぼ | 200g |
| バター(型用) | 適量 |
| 粉糖(仕上げ用) | 適量 |
作り方
- オーブンを180℃に予熱する。耐熱皿にバターを薄く塗る。
- 卵と砂糖をボウルに入れてよく混ぜる。
- 米粉をふるい入れ、ダマがなくなるまで混ぜる。
- 生クリームと牛乳、バニラオイルを加えて混ぜ合わせる(とろりとした生地になる)。
- 耐熱皿にさくらんぼを並べ、上から生地を静かに流し入れる。
- 180℃のオーブンで30〜35分焼く。表面がきつね色で中央が軽く揺れる程度が焼き上がりの目安。
- 粗熱が取れたら粉糖をふりかけて完成。温かいうちが食べ頃。
料理研究家のポイント
フランスの伝統では種つきのまま焼きます。種から出るかすかなアーモンド風の香りがクラフティの風味を深めるからです。ただし食べやすさを優先するなら種なしでもOK。米粉は小麦粉の半量でよく、少量でもちもちの食感になります。生地は作ってすぐ焼くこと。休ませると米粉が沈殿します。
保存方法と日持ち
| 保存方法 | 日持ち目安 |
|---|---|
| 冷蔵 | 2日(ラップして冷蔵。食べる前にレンジで軽く温めると美味しい) |
科学メモ — クラフティの「もちもち」の正体
クラフティの生地は「フラン」と呼ばれるカスタード系の生地です。卵のタンパク質が加熱で凝固し、ゲル状の構造を形成。ここに米粉のデンプンが糊化して加わることで、ゼリーとも焼き菓子とも違う独特の「もちぷる」食感が生まれます。小麦粉ではグルテンがこの食感を邪魔しますが、米粉なら純粋にデンプンの粘弾性が楽しめるのです。
アレンジアイデア
- さくらんぼの代わりにブルーベリー、洋梨、りんごでも美味しい
- ラム酒を大さじ1加えると大人のデザートに
- アイスクリームを添えて温冷デザートに
- ココアパウダー大さじ1を加えてチョコクラフティに
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よくある質問
中央がプルプルしていますが生焼けですか?
クラフティは完全に固まりきらないのが正解です。中央が軽く揺れるくらいで取り出し、余熱で火を通します。竹串を刺してドロッとした生地がついてくる場合はもう5分焼いてください。
缶詰のさくらんぼでも作れますか?
はい、ダークチェリーの缶詰で代用できます。シロップをよく切ってから使ってください。缶詰は甘いので、砂糖を10g減らすとバランスが取れます。